HIVが恐ろしいということはご存知の方も多いと思います。しかし、そんなに怖いものと知っているのに、HIV検査を受けたことがあるという方は少ないでしょう。何故、早期治療が必要なHIVの検査を受けないのか。皆さん、もっと危機感を持ちませんか?

HIVの検査をしてエイズをやっつけようと促している看護師たち

初期症状を感じない無性病は診療所でHIV検査を

最近増えているのが、自覚症状のない無性病です。
最も知られている性病の一つがクラミジアですが、症状を感じない方男性で20%、女性でも80%に達することが知られており、感染者数も急増しています。
これ以外にも慢性肝炎や肝臓がんの原因となるB型肝炎やC型肝炎も、性交渉で感染する病気の一つで、初期症状が現れることがなく、症状を感じた時はかなり進行しています。
このように感染しているにもかかわらず、初期症状を感じることが少ない病気として、先ほど取り上げたクラミジアに加えて、淋病、尖圭コンジローム、梅毒、HIVがあります。
風邪になると痛みを感じたり、咳や熱がでるため、風邪薬やマスクを使用しますが、無症状な性感染症だと普通に生活を続けてしまい、大切なパートナーなどにも感染リスクが上昇します。
特に不特定多数の方と性交渉している方は、リスクが急上昇します。
HIVも長い潜伏期間のある性病であり、その期間中は症状を感じませんが、性交渉すると感染します。
特に新規感染者は20代~30代で増えており、AIDS患者になるかたは30代~40代で多くなっています。
HIVは極めてリスクの高い病気ですが、初期症状がないため、早期に診療を受けHIV検査することが大切です。
HIV検査は、各地域の保健所や保健所福祉部でおこなえます。
検査内容は、HIVへの抗体が体内で増殖していることを確認する抗体検査が主ですが、HIVは潜伏期間があるため、性交渉した直後にHIV検査を受けても抗体の数が少ないため、陽性であっても陰性と判断されることがあります。
そのため、性交渉の後、最低でも4週間後に検査を受けることが大切です。
性交渉を活発にする方は、無症状の性感染症に感染している可能性がありますので、定期的な検査が欠かせません。