HIVが恐ろしいということはご存知の方も多いと思います。しかし、そんなに怖いものと知っているのに、HIV検査を受けたことがあるという方は少ないでしょう。何故、早期治療が必要なHIVの検査を受けないのか。皆さん、もっと危機感を持ちませんか?

HIVの検査をしてエイズをやっつけようと促している看護師たち

HIV検査で子供への感染の有無を確認し感染拡大撲滅

HIVに感染すると免疫力が低下してしまい、様々な病気を発症することになります。世界的にHIVの感染は拡大しており、日本でも若い人を中心にHIV感染の拡大が懸念されています。HIVは、性行為による感染が最も多く、次に輸血や麻薬の回し打ち、医療現場により針刺しの事故などによって血液感染することが多いとされています。さいきんでは、母親がHIVに感染していたため、出産するときに産道感染したり、母乳哺育による感染、そして胎内にいるときにすでに感染してしまっている母子感染の数が増えています。HIVは発症するまでは感染していることがわからないことが多く、HIV感染者が自覚しないままに避妊をせずに性行為をすることでさらに感染拡大を助長しています。HIVは完全に治療する薬は現在のところはありませんは、発症をおくらせる薬は開発されています。HIVに感染していることをHIV検査によって自覚することができれば、早期に治療を受けることができ、発症をおくらせることが可能です。HIV検査を受けることで、母親がHIVに感染していることを自覚できるのであれば、子供がHIVに感染することも防ぐことができ、感染拡大の撲滅ができることにもつながります。母親がHIVに感染していることがわかれば、妊娠中に抗うHIV療法を受けることもできますし、出産するときに帝王切開を行う、さらに出生時へのAZTシロップ予防投与をしたり人口乳哺育をすることによって、母子感染率を0.5パーセント未満にまで低下できることがわかっています。感染拡大を防ぐためには、それぞれがHIV検査を受けて、自分が感染しているかどうかを知っておく必要があります。